2019年1月6日日曜日

卒業



新年明けましておめでとうございます!


3日の初売りから沢山のお客様にお越し頂き、


こうして新年も改めてご挨拶する事が出来て本当に嬉しいです。



皆様にとって素晴らしい一年になりますように!



そして2019年は私にとって忘れられない年になります。



この度1月20日を持ち、


ヘイトアンドアシュバリーを退職することになりました。



普段ほとんどブログに姿を表す事がない私ですが、


こうしてスタッフブログを更新する時間が


楽しみで仕方ありませんでした。




いつもブログを楽しみにしています!と声をかけてくださった方

あの回が好きですとおっしゃっていただいたり、

ここは絶対に手を抜かないと決めて

毎度120%力を振り絞って更新していました。


本日105回目、

いよいよオヨのスタッフブログ、最後の更新になります。



2007年2月に入社してから12年間、

長い間ありがとうございました。



昨日から私のインスタで退職を知り、

足を運んでくださったお客様がいました。


皆さんを驚かせてしまいましたが、


私自身も一生このまま勤めると思っていたので、


なんだか違和感を感じます。



家にいるよりもヘイトにいる時間の方が遥かに長く、

職場とはいえ、家の扉を開けるように軽いです。

温かい家のように皆さんを迎えたといつも思っていました。











10年以上の付き合いがあるお客様もいたり、

学生から社会人になり、お子様を連れて通って下さる方。

東京に住んでいたけど、仕事で遠方にいらっしゃる方、

海外から毎シーズン来て下さるお客様、

最近始めてお話したお客様もいらっしゃいます。


本当に数えきれない程の大勢のお客様と出会いました。



そしてお客様から沢山のDM頂きました。

感謝の気持ちを言葉にされる事、

褒められる事に全く慣れていないので、

数時間おきに、見事に涙腺が崩壊してしまっています。

ヘイトでなければ出会う事がなかった奇跡と、

少しでも誰かの人生に私自身が必要とされていたんだと思うと

これ以上に温かく幸せな事はありません。

(皆さんとお写真撮りたいのですが、もし忘れていたら、教えてください!



今日は古い写真交えて、

メモリアル卒業Specialバージョンでお送りします!


※ほぼ同期のお2人。当時、喧嘩する程仲が良かった。



ヘイトに初めて訪れたのは、高校三年生の夏でした。

当時はその日学校のサマーセミナーに参加した時、


その日に出会った一つ学年が下の女の子に連れてきてもらい、


見たこともない古着のラインナップにドキドキしていました。


初めての下北沢は、ヘイトがあまりにも強烈でした。



※ぬいぐるみのリュック、一周回って、今ほしいよね。

その後、学生になった頃、学校が新宿だったので、

帰りに少し足を伸ばして頻繁に通うような常連になりました。


アンティークに出会ったのはこの頃で、


"古着の価値"を初めて知りどっぷりとハマるようになりました。


すぐにヘイトに履歴書は持って行けず、


全く違う仕事のフリーター生活で、月にいくらまでと決めて、


アンティークをコツコツと集めていました。


部屋の窓一面が埋まるくらいアンティークを買って、


眺めるのが大好きでした。



ヘイトは憧れのショップで、私にとっては夢のまた夢で、


一番好きな古着屋に勤めることが出来て、本当に幸せでした。









もしも私がヘイトに勤めていたなかったら、

出会うことがなかった友人も沢山います。







入社してから3年は、

がむしゃらに朝から晩まで、晩から朝まで働いて、

休みの日は日が暮れるまで立ち上がれず、


夜になって古着屋さん回り、

なんだかんだ四六時中お店のこと考えていました。




今思うと全く大した事ではないのですが、

やることなすこと本当に容量が悪いので、人一倍時間がかかる。

今の私では考えられないくらい時間を費やしてました。笑




"晩から朝"が、こんな場面が今はなき

スナック川合で過ごす事も多かったですね。


5年の月日が経った頃、ようやくアメリカに買い付けに行けて、


(うちの会社にしてはとんでもなくとても遅い)


長年下積みしていたことがあちこち芽が出てきて、


めちゃくちゃ仕事が面白くなりました。




販売は天職だって人前で言える先輩の姿を見て、

私には到底言えなくて、ああなりたいと思っていました。



だけど今は"古着屋で働くこと"ではなく、


"ヘイトで働くこと"自体が、

私にとって天職だったと自信を持って言えます。



私にはヘイト以外の古着屋で働くことが考えられません。


1年、1年があまりにも濃く、そして目まぐるしく、


私の記憶には楽しい思い出しか残っていません!






当時はクラブイベントのブームで、

入社した年にヘイトナイトをスタート


回を重ねる度に人を集めて、

沢山のお客様と楽しい時間を過ごしましたね!

なによりドレスアップが楽しくて

新たなファッションの楽しみ方を知りました。

↑デジカメ片手に持っているところが時代を物語っていますね。

いつもブログをご覧の皆様はきっと、


きっとパーティーに出かけているイメージが強いと思います。



懐かしいね。ブログ見てくれているかな?


そして見てわかるとおり、

私の服装と髪型は七変化しました。

一体何があったんですか?と聞かれることもある程。


あれが


これで


こうなって

ああで


こうで

人ってこんなに変わるんですね。



今日、サダさんと並んでいる私たちを見て、

同じショップで働いているとは思えないねって

常連のお客様と話をしていました。



ヘイトはなんだってあるし、

必要としているお客様がいれば、

いくらでもその人のためにアクションを起こせるショップです。


そこがヘイトの良さであり、

長年、通ってくださっている顧客様が飽きずに

来ていただいている理由のひとつであると思います。


私自身も今でこそ、

何を着ても私らしさを感じるような着方になってきましたが、

まだこれが完成形だと思っていません。


そしてまだまだ着たことない服が沢山あると思うので、

これからもどんなスタイルに出会えるかワクワクしています。


お客様にとって販売員は運だめしのようなところがあって、

我々はどんなに経験を積んで腕を上げたとしても、

美容師さんのように経験に基づいた

指名料などももちろんありません。


いつどのタイミングでどんな販売員がついてくれるかどうかで、

 手にとった服の表情はまるで変わります。


明日着ていくこんなシーンのお洋服がほしい!

という要望に答えたり、

自分自身を通じて出会えたファッションが、

人生を変えてくれるようなドラマもありました。


自分自身を通じる事によって

お客様にとって価値のあるものにしたいと思っていました。



そしてブログで毎年恒例行事になっていたハロウィン


2018年が私の最後の作品納めとなりましたが、


実は"最後の晩餐"は私のメッセージでした。

スタッフみんなと撮影して残してフィナーレを迎える。

私の最後の晩餐です。


いや、でもね、

ここまで来たらやはりハロウィン引き継いでもらいたい。

今年は頼むよー!

(亀ちゃんにハロウィン大使をバトンタッチしましょうね)

まだ記憶に新しい100回目の記念ブログ


次は誰が記録してくれるのかな?



ヘイトは今年で27年目を迎えて、もう何年も、

何人もの大勢のスタッフが携わってきました。


私よりも数億倍強い信念で、


踏ん張って支えてきて今の看板があります。

私には切磋琢磨してきた大勢の仲間がいます。



立ち上げの作業の日の合言葉はもうわざとらしい程に


全ては○○の笑顔のために!でした。


(○○にはお客様の名前が入ります。)



くじけそうな時は冗談交じりで口に出し、

深夜の入れ替えで奮い立たせてました。笑

いつだって私たちの仕事の糧となるのはお客様の存在です。



今でも社員スタッフだったみんなの顔が浮かぶし、


私自身1人じゃ何にもできません。



お客さんとして通っていた頃から合わせると

ヘイトとは本当に15年以上の長い付き合いになります。


いつ行っても腰抜かすほど抜群におしゃれなスタッフ。

抜かりないお店のディスプレイ、

そして来るたびに什器の場所が変わっていました。


ワクワクしていたあの頃の気持ちを忘れたくなくて、

私はずっと当時のヘイトの背中を追い続けていました。


どこよりも最高のお店だと思ってもらいたいし、

どこの誰にも負けたくないし、絶対に損をさせない。


そして足を運ぶきっかけがなんであれ、

SNSがどんなに発展しても、


生身で人と接する時間が何よりも大切でした。


こうして見返してみると

私は本当に、ひたすら送る側だったなぁ。。。



レディースフロアから
アンティークフロアに

担当フロアが変わり、

お陰で幅広く古着の面白さを知る事が出来ました。



レディースフロアでは当時

毎日5体のスタイリング撮影をしていたのですが、

鍛えられました。笑




年代やシーンに捉われずに

色彩とテクスチャーで選ぶヴィンテージと、

ヴィンテージを現代に落とし込んで


再生していくスタイルが得意で、

古着だけど古くない感覚をお客様に知ってもらうこと、


ときめいて喜んでもらうことがやりがいです。



ヴィンテージを扱う事に大きな使命も感じていましたし、

これが私の生き甲斐でした。




どこのお店にもないもので驚いてほしい気持ちが強く、


まるで映画のワンシーンのように、コンセプトを立てて


塩からソースまでそれぞれ全くタイプの違うスタッフを並べて

それぞれに出来る役割を考えてスタイリングしました。

特に立ち上げのスタイリングには忘れられません。









かっこつけていますが、

見返してみると試行錯誤を重ねに重ねていたので、

全部が完璧で満足のいくものではなかったと思います。

マドンナはまちゃんが不在だった日の撮影。

やっぱり我々にははまちゃんが必要だったね笑



そして買い付け。


私はメインスタッフではないのですが、

時々行かせて頂き、

自分の買い物をするように夢中で買い付けました。

昔から言っていますが、いつかプライベートで行きたいです。



アンティーク中心の買い付けに向かった時、

フロアがオープンと同時にお客様で埋まった日を今でも覚えています。

私の買い付けを楽しみにしてくださっていることが

本当に嬉しく思いました。


買い付けの思い出よりも現場でどう調理して行くか

届いた箱をどう表現するか、

ショップに落とし込むのが好きで好きで仕方がありませんでした。






時に色が鮮やかすぎてどうしようかとヒヤヒヤしておりました。





昨年、初めてのアポイント制で行った

ブライダルフェアーも思い出が詰まっています。
(今年もかなり集まって来ているので、期待大です!)




ここまで沢山のことをやらせて頂き、

与えられた環境に本当に感謝しています。


突っ走ってたらいつのまにか10年を過ぎて、

ようやくこの先を仕事を見つめ直すようになりました。


だけどこれ以上の仕事なんて他にはないと思っていました。



立ち止る隙もなかったけど、


思いがけないタイミングでふと次が見えた瞬間に天井が高くなり、


体がゾクゾクして転職を決意した瞬間は今でも忘れらないです。



意を決して履歴書の為に黒髪にして、化粧品も全部変えました。


生まれて持つ色なのに、


私自身もお客様もぎょっとするほどしっくり来ませんでした。笑



私はヘイトを通じて生涯携わっていきたい仕事に


出会う事が出来ました。

次のステージでもっと磨いていきたいです。



これからも誰かに必要とされる存在になりたいし、

ファッションを愛する女性が東京で生きる為の手助けがしたい。


販売からは退きません。



またいつどうなるか、私自身予測できないけど、


ここがゴールではないので、


今まで通りいつかの目標に向けて素直に生きます。




ヘイトは本当に素晴らしいスタッフに恵まれています。


これからのヘイトはきっとまた新しい形を作り、


今のスタッフが素晴らしいヘイトを作っていくと、信じています。


いつでもお客様の拠り所となれますように。




ヴィンテージが好きな気持ちは変わりません。

またお客様に戻るから、これからも私を夢中にさせてください。




かわいいかわいいスタッフたち。

一回り近く違うのに、ファミリーのようだね。

いつも遊んでくれてありがとう。




そして最後に。

今まで沢山の時間を一緒に過ごした、全国のヘイトのお客様。



いつもお店で今日は誰に会えるのか毎日ワクワクしていました。

付き合いが長くなればなる程、


甘えの度が過ぎて他愛ない話ししかしなくなります。


振り返るとお役に立てたかわからないのですが、


一緒に見つけた服には思い出が宿ると思っているし、


大切な時間に携わることが出来てよかったと思っています。




そして遠方にお住まいのお客様、

ギリギリのご報告になり、本当に申し訳ありませんでした。

半年に一回、年に一回でも欠かさず訪れてくれる

みなさんにお会いできるのが毎回楽しみでした!

行けないよって嘆いていた愛媛のみんな。
(かつておふざけで私が作ったオリジナルTシャツ着てる!)

写真は載せきれない程あるのですが、

お客様一人一人に、

ひとつのブログが書けるくらい私にはエピソードがあります。

みんなとここで出会う事が出来て

本当に幸せでした!


いつも最後まで読んでくれているのか心配になるような情報量。

長い間、オヨのブログにお付き合いいただき、

本当にありがとうございました。




今月の出勤日ですが、7、9、15、18以外はおります!


20日までお会いできたら嬉しいです!



欲を言うとお客様に未練を残すわけにいかないので、

絶対に来てほしいです。



正直に言うと、離れる事が寂しくて仕方がありません。


みなさんの事が好きで仕方ありません。



だけど最後は笑顔でいつものようにお見送りさせてください。



残り半月となりますが、


私は最後の最後までお客様に尽くします。



ヘイトアンドアシュバリーで出会えたことに愛と感謝を込めて。


本当にありがとうございました!




オヨ