2016年1月18日月曜日

2016 Style for ladies 1


赤いバッグを見て、遠い昔を思い出す。


ランドセルを背負って学校へ向かう朝、

私の小さな楽しみは、

学校へ向かう途中、おしゃれなあの子とすれ違うこと。


いつも人と違う色を着ていて、身に纏う全てが違うものだった。

今日は何を着ているんだろう。

どうしてみんなと違うんだろう。


私はどうしてあの子になれないんだろう。


私もずっとずっとお洒落がしたかった。

そう思って私は母のクローゼットを開いたんだった。


母のクローゼットを開けると少しいい匂いがする。

2階の一番奥の寝室で、

引き出しを開けるのが楽しみだった。


袖を通して鏡に写る自分を見つめると、

まるで違う自分になれたような気がした。


それから新しい自分をずっと追い求めて服を選ぶようになった。

あの時のドキドキとした気持ちがは忘れられない。


何も躊躇せずに袖を通す事は、

過ぎた自分を繰り返すような気がして嫌気がさしてしまう。

おしゃれなあの子は、今どこで何をしているんだろう。

どんなファッションに身を包んでいるんだろう。


でもちょっと会いたくないな。



私はこのままずっと手を伸ばし続けていたい。



HAIGHT&ASHBURY
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