服を選ぶとき、休みの日とそうでない日はきっと違う。
本当に着たい服ってなんなんだろうか。
いつも何も考えずに手に取る黒のコートがつまらないと思った。
ケープのような形をしたショートコートは、
まるで花開いたチューリップのようで、春を思い出す。
ひらひらと動く度に揺れる。その様子が愛おしい。
どう頑張っても主役になってしまう罪なスカートは、
いつものシンプルな長いコートで台無しにしたくない。
サテンの小さなショルターバッグはシャネル。
何故だろう、ちょっと様子のおかしい服に合わせたくなる。
いつもシャネルばかりを身に纏っている人を羨ましいと思ったことはない。
きっとあなたには※シャネルふさわしい場所があると思うけど、
残念ながら、私はそんな高価な服ばかり窮屈で着ていられない。
その想い、覆します。
さて、今日の気温は東京7℃
もうダークカラーばかりは着ていられない。
いつでも春への準備は出来ている。